以前にも書いたかもしれませんが、スーパーシリーズのコンセプトは「私の懐かしいもの」なので、デザインや作る商品もベタなものを選んでいます。
今ほどモノが多種多様でなく、スタンダードというか王道、つまり「ベタ」なものがあったあの頃が私は好きなのです。

しかし自分が小学生だったころ（昭和60年代か）を思い出して正確に再現しようと思っても、何せトリ（三歩歩くと全て忘れる）なのでムリです。
曖昧な記憶をたよりに最近のスーパーのアイテムをミックスしつつ作りました。

今私が作っているスーパーのミニチュアは現実味があって自分としては感情移入することができます。
もう少しアイテムがそろったら「昭和の台所」に飾って遊ぼうと思っています。

今回は私が小学生のころに風邪をひいて学校を休んだときに母に病院へ連れられて行った帰りにスーパーで買ってもらっていたお菓子を集めてみました。

しかし正直に言うと私は赤いりんごは好きではなかったので実際には買ってもらってませんでした。
私は赤いりんごのように酸味のある果物を食べると口が曲がったうえに尖って死にそうになってしまうのでまず食べません。
だだ甘い青りんご（王林）派です。
もちろん葡萄もピオーネよりマスカット派です。
酸っぱいみかんは許しません。
生のグレープフルーツなんかもっての他です。
はっさくなんかすくもに埋まったまま永遠にでてきてほしくないくらいです。（え？すくもが何かわからない？お母さんに聞いてみてね）

まぁそんなことはどうでもいいのですが、今回は色味を考えて赤いりんごにしました。

そして念願のフルーツキャップをかぶせることに成功。
これでドールハウス界でもりんごを傷めずに流通させることが可能になりました。

ついでにフルーツのトレイも三色作ってみました。
案外緑とかもかわいいかなと思い・・・
このトレイは色々使いまわしがききそうでいいですねぇ
じるっ（舌なめずり）
はっ　いけない・・善良な大人が舌なめずったりしては

それにしても今回一番苦労したと言っても過言でないのがキャンディーチーズです。
この大きさでチーズをキャンディー包みしようとするとかなり大変（というか最初全くできなかった）だということが判明し一瞬パニックに陥りました。
「え！？このままじゃ完成できないじゃん！！」とオタオタしていましたよ。
皆さんもやってみてください。普通サイズだと何でもないことなのにね。

乳製品が苦手でチーズも嫌いだったんですがキャンディチーズだけはなぜか好きでした。
きっとあのかわいこぶったパッケージングにまやかされてたんですねぇ。