え?何?どこが一体昭和レトロ弁当?
という突っ込みがきそうなブタどもです。
まー、強いて言えば、器がレトロ気なブタ貯金箱風だということでしょうかね・・・

そもそも何でこんな痛々しい?ことになってしまったかというと、駅弁の本を見ていたときに、神戸駅で販売されている「豚々拍子」(とんとんびょうし)という弁当を見つけたんですね。

その弁当の豚のマヌケ面をもっと何とかしてやりたい、という余計なお世話心と、豚の貯金箱が入れ物だったらかわいいんじゃないか?という安易な発想から、このレトロ豚背中くり抜き弁当が生まれたわけです。

ちなみに背中に乗っている紙は一応掛紙のつもりなんですが、紐が上手く結べず中途半端な状態に・・・・
まぁ雰囲気ということで・・・

数年前に文房具屋で豚の貯金箱のミニチュアが売っていて、丁度ハウスに飾るのにびったりのサイズだと思って買いました。
その豚は弁当にするにはあまりに小さかったので、それを参考にしながら、1.5倍くらいの大きさで、この豚の原型を作りました。

参考にしたサンプルがなかったら、とても作れなかったので、感謝しております。
最初はこんな微妙な形の物体は作る自信はサラサラなかったですが、やれば何とかできるもんですね。

思わぬ落とし穴に4・5回は落ちたような気はしますが。




ボーイとガール、メスブタとオスブタ。
台はイラストとベルベットのような起毛(えんじと紺色)のリバーシブルになっている。
お好きなほうをお使いください〜
原型はかなり満足のいくものが作れましたが、そのあと、慣れない複製をした際、原型と型がボロボロに・・・
いや〜久々に血の気が引きましたよ〜。

腕が未熟でなければやらなくていい作業を大分させていただきました。
まゆげの位置に葉っぱがかぶってしまった。
最後の最後になって気づいた失敗。
頭の中のリセットボタンを連打しても、もう今更戻れないのね〜。
カチカチカチカチ・・・・・
おかずは一口カツのデミグラスソース丼、というイメージだったんですが、誰ひとりとして気づくひとはおらず・・・
コロッケだと思われていたらしい・・・
まぁ、この際、もうどうでもいいですが・・・
ちなみに後ろにはゆですぎゆで卵とブロッコリー、花形ニンジン、缶詰のサクランボ(昔っぽいでしょ)
思った以上におかず入れが狭く、詰めるのが難しかったです。
ちなみにおかずの下にはケチャップライスを敷いているんですが、一切見えないですね。哀しいですね。
ま、手間比率からいったら、器97:飯3ってとこでしょうしねぇ・・・。
指乗りブタ。
ブタのツルツル具合と指のアレアレ具合がよくわかる2枚。
あんまり手が荒れすぎて粘土がねちれない・・・
なんか、カエルとかムシとかが指にひっついているみたいで、かわいいような、きもちわるいような・・・
ブタ後姿。
マキマキう○○のようなしっぽがミソ。
当初つけるのを忘れていたが、やっぱりつけておいてよかったなぁ。


塗装はエアブラシでしました。
クリアーをかなり厚く吹いて、陶器っぽい感じにしています。
エアブラシの手入れが悪かったのか、針が微妙に曲がってしまったような・・・?
ナナメ上に噴射されるようになってしまいましたが、まぁ使えるし、いっか・・・。
下に敷く台の絵柄は文化人形のイラストと花柄にしてみた。
このデザインは何だかんだ迷った挙句、結果的にはささっと仕上げることができた。
やぱりダメなときはどうあがいても作業は進まないので、そういうときはさっくりと諦めて他のことをしたほうがいいみたいね。
これだけアップにするとアラが・・・
何となし笑顔に見えるのは、ほっぺたのふくらみ具合からか。


目はもちろんシールなので、段差が・・・
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